たいようこう本舗日記

照明計画のセミナーへ

福澤です
2012年 7月13日(金)に、松本市のホテルブエナビスタで行われた、パナソニックさん主催の
「続・建築の魅力を引き出す照明計画」 と銘打ったセミナーへ、参加しました。
会場は、場所柄 豪華な雰囲気で、おいしいコーヒーを出していただき、リラックスムードの中始まりました。
今回は、事務のけさみさんと、二人での参加です。学ばせていただけるのは、ありがたいです。
参加させてくれた、我が社長に感謝しつつ。
けさみさん、この会場にすごくあってます。
panaセミナー
講師は、パナソニックさんのデザインカンパニー、開発チームの社員でいらっしゃる、
杉山 雄治さんでした。
~理想と現実の狭間で・リフォーム編~
 第二弾ということですが、初めての参加で「続き物で、わかるかなあ」と思いきや、
ほぼ前半の時間を使い、しっかり話してくださり、ありがたかった上に、得した気分でした。
というのも、セミナーがすごく面白かったからです。
panaセミナー
照明デザイナーである、ご自身の自宅を立てられる際の、赤裸々なドキュメンタリーを、施主という立場を通し
て、ユーモアたっぷりにお話されました。
ご自身が、いざ自宅を建てるにあたり、運命的な工務店さんとの出会いや、リーマンショックでの、予算の不足を
カバーしたアイデアや、照明デザイナーならではのこだわりと、杉山さんのマニアックすぎる
 「建築オタク」
的な話の内容に引込まれっぱなしの2時間半でした。
建築計画の段階からの、照明設計ができれば、照明器具の配置をむしろ台数を減らしながらも、必要なところに必
要な明かりをあてたり、素材を引き立てたりする光の当て方ができるということを、ご自宅の写真や、体験を織り
交ぜながらの、本当にマニアックな、建築に対する愛情が伝わるお話でした。
 
 後半は、パナソニックの、ご自身が携わった照明器具のカタログ「Home Archi」での撮影裏話や、このカタログ
の撮影で実際に使われた、杉山さんの運命の工務店さんの展示場のリフォームに、初期段階から関わって完成させ
た内容を、照明建築造作の工夫や、照明計画の勘所をまじえお話くださいました。
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このカタログの建物がそうで、セットではなく実在する物の撮影は、珍しいそうです。
実際に使われていた、照明器具も展示されていました。
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杉山さんのお話で、一番印象に残っているのは
「建築が主役。照明は引き立て役」
という言葉。 照明の仕事に携わっている私としても、原点に立ち帰るというか、胸を打たれました。
「照明と建築の融合」 の大切さを、考えさせられ、双方で引き立てあう様にしていくということを、
心に刻まされました。
杉山講師と記念の一枚
panaセミナー
 杉山さんのファンになり、写真をお願いすると、
「私は、ただのサラリーマンですよ!。」と、恐縮されていたので、かわいらしかったです。
第三弾があったら、またぜひ受けたいセミナーでした。

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