たいようこう本舗日記
3.52013
【最新情報】PVEXPO2013 レポート
2月27日~3月1日 東京ビックサイトで開催された『スマートWeek2013』へ行ってきました。
その中で【PV EXPO 2013~第6回国際太陽電池展~】と【太陽光発電システム施工展】のレポートをします。
施工展では、太陽光発電の「架台」「資材」「工具」「メンテナンス関連商材」
など、施工に関わるものを見ることができます。
最初は施工ゾーンです。
太陽電池防汚剤(コーティング)は発電量の低下の防止の為に良いですね。
既設・新設ともにご要望があれば取り入れたいと思います。
ソーラーパネル点検装置
太陽光発電システムを長期にわたって発電量を確保するには、発電量の著しい低下がないか、パネルの故障はないか等、4年に1度の定期点検を実施することをお勧めしています。
このような装置を取り入れれば今後の定期点検・メンテナンスに活用できそうです。
架台用のボルト
これは、架台を組み立てる時の単なるボルトなのですが、ボルトとナットなどが一体になっているため施工が楽になるという材料です。これは、施工者にとっては嬉しい商品です。
次世代PV架台
通常の施工は架台を設置するために、屋根に穴を開けますが、この架台は屋根の側面に固定点を取る工法ですので屋根面には一切穴を開けない架台です。
そして、通常の架台設置工法だと施工不可や条件付きで施工可の屋根材でも選ばずに設置が可能です。
もし「この屋根材では設置不可能です」と業者よりお断りされた方でも、この工法でしたら設置可能かもしれません。
http://www.altenergy.co.jp/
屋根材一体型モジュール
屋根材と一体になった太陽電池モジュールは屋根置き型のモジュールに比べると、外観の仕上がりがとても美しいです。そして、屋根面積いっぱいに敷き詰められるので発電量の沢山欲しい方にはいいですね。
新築・既築の様々な屋根に対応しており色々なメリットがあるようです。
http://www.caname-solar.jp/
様々な屋根材への施工方法
こちらはパナソニックのブース。
屋根材ごとにきちんと工法があるので、雨漏りのリスクもありません。
パナソニックのHIT太陽電池は圧倒的な発電量で弊社のお客様支持が高く、多くの発電所を施工させて頂きました。
http://sumai.panasonic.jp/solar/
木製の架台
木製というと金属の架台より耐久性が低いイメージがありますが、歴史的建造物などを考えると耐久性は証明されていますね。この架台は木曽ヒノキだそうです。間伐材利用のため環境にも優しいですね。
http://www.taiyo-toprunner.com/saishin/2012/11/post-10.html
~~ここからは太陽電池ゾーンです。~~
MWTモジュール
(株)多摩川ホールディングスのブースに展示されていた新製品。
この模様はオシャレですね。屋根の上に乗ってしまったら見えませんが・・・
http://www.tmex.co.jp/index.html
新世代太陽光発電
カナディアンソーラーの新製品は「ブラックXシリーズ」
高性能単結晶ブラックセルに独自のXグリッドパターンを採用し、変換効率を約7%向上させたという製品です。
http://canadiansolar.co.jp/
発電する手すり
発電と採光を両立し、建築用ガラスとして活用できるシースルー太陽電池モジュール。
http://www.sharp.co.jp/corporate/report/glass_solar/index.html
まぶしさ軽減
モジュールの表面の凹凸で反射光が散乱し、まぶしさを軽減したモジュールです。
設計段階で隣家などに太陽光が反射する可能性がある場合は、こういったモジュールでまぶしさを和らげる対策が可能ですね。SHARP
いろいろなカラーのモジュール
太陽電池モジュールと言えば、ブルーかブラックですが、こちらはオレンジやグリーンなどのモジュールを展示していました。外観を気にする店舗や、景観を損ねないような施設(美術館など)への施工事例があるようです。
土地の有効活用
弊社でもご案内している「遊休地の有効活用」
今年の展示会はこのような土地を利用した『野立て』のシステムがかなり目立って出展していました。
こちらのシステムは単管パイプの架台の為、将来土地の原状復帰も容易に可能。
~~番外編~~
ここからは太陽光発電の新製品ではありませんので番外編とします。
集光型太陽光発電システム
集光型とは、レンズで太陽光を集めて高性能の発電素子に当てることにより発電を行います。
集光モジュールは、太陽の動きに沿って動く追尾型です。
住宅用では現実的ではありませんが、かなり目を引きますよね。
太陽光照明システム
これは太陽光を利用した画期的な採光装置です。
昼間でも暗くて困っている方、自然光を取り入れて健康的に、電気代を節約したい方、などにおすすめです!
「スカイライトチューブ」が屋根面から天井まで貫通して、太陽の光を室内に取り込むのです。
蓄電風力発電
なんといってもこのサクラの柄がかわいいな~と思いご紹介させて頂きます。
もうすぐ春ですね・・・
ネクストエナジー・アンド・リソース(株)
長野県駒ケ根市にある会社です。
国際的な展示会に地元の企業が出展していてすごいな~と思います。
http://www.nextenergy.jp/