たいようこう本舗日記
3.132015
ダブル発電による売電単価の下落
ダブル発電による売電単価の下落
ダブル発電を選択すると、売電単価が下落しますので、要注意です。
蓄電池以外でダブル発電が適用されるものとしては、エネファームや電気自動車から住宅への給電などもあります。
なぜダブル発電の単価が低いのかと言うと、そもそも固定価格買取制度は「再生可能エネルギーで発電した電気」を買い取るための制度であり、「蓄電池に貯めた深夜電力」や「エネファームで作った電気」を買い取るための制度ではないからです。
ダブル発電が設定できる機種の蓄電池でも、事前の設定でそれを回避できますので、しっかりと確認してから設置しましょう。
通常の売電単価(1kWhあたり) | ダブル発電の売電単価(1kWhあたり) | |
平成23年 | 42円 | 34円 |
平成24年 | 42円 | 34円 |
平成25年 | 38円 | 31円 |
平成26年 | 37円 | 30円 |
平成27年 | 出力制御対応機器設置義務なし 33円 出力制御対応機器設置義務あり 35円 |
出力制御対応機器設置義務なし 27円 出力制御対応機器設置義務あり 29円 |
※北海道電力・東北電力・北陸電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力の需給制御に係る区域において、平成27年4月1日以降に接続契約申込が受領された発電設備は、出力制御対応機器の設置が義務付けられます。中部電力は設置義務なしです。